オーストラリアのホームステイで手紙はどうしてる?

インターネットやSNSが普及している現代だからこそ、ホームステイを受け入れてくれた家族に手紙を書くことで、ホストファミリーとの絆をより深めることができます。
この記事では、オーストラリアでホームステイをする前に送る手紙から、帰国前後に送るお礼の手紙まで、詳しく解説します。
目次
ホストファミリーには手紙を書くべき?
結論、書くと非常に喜ばれます!
人とのつながりを大切にするオーストラリア人にとって、気持ちを伝える手紙やメッセージカードは大事な存在です。
オーストラリアでは、誕生日やクリスマスなどに手紙やメッセージカードを送り合う文化があります。
特に筆者のホームステイ経験から、帰国前のホームステイ最終日に感謝の手紙を送ったことで、帰国して何年も経った今でもなお良好な関係を維持しています。
出発前に手紙を送る場合は、オーストラリアに到着する日から計算して、前もって送りましょう。
また、ホームステイ中のリクエスト(部屋やペット、食事の希望など)は、手紙ではなくエージェントを通じて正式に伝えるのが良いでしょう。
帰国前のホームステイ最終日が、ホストファミリーに手紙を送るベストタイミングです。
ホームステイ先を出発する時、家族一人ひとりに挨拶する時間がない可能性もあるため、前夜に直接お礼とともにお手紙を渡しても良いかもしれません。
もし渡すタイミングを逃してしまったら、お世話になったお部屋の机の上やダイニングテーブルの上に置いておくと、気づいてくれて喜ばれるでしょう。
筆者は日本人らしく、折り紙も添えて感謝の手紙を渡しました。
手渡しする時には、ひとこと添えましょう。
帰国後は、オーストラリアでの思い出や日本に帰ってきてからの生活について送ることで、お互いの近況報告もできます。
その際はぜひ、富士山やお寺など日本らしい柄のポストカードや、地元の風景がわかるポストカードを送ると、「日本に遊びに行った時、ここに行きたいな」と思ってもらえるのでおすすめです。
また、オーストラリアでの1年の中で一番大きなイベントは、クリスマスです。
たとえ遠くに住んでいて会えなくても、メッセージカードだけは送り合うのが愛情・友情の証。
それだけオーストラリア人にとって、メッセージカードの存在は大きいです。
帰国直後に手紙を出せなくても、クリスマスのシーズンを狙ってお礼の手紙を送ることをおすすめします。
ホストファミリーに手紙を書く際のポイント
直筆で書くと気持ちが伝わりやすい
日本語でも英語でも、同じことです。
SNSでのメッセージや印刷したものよりも、直筆の手紙だと「自分のために時間を使って書いてくれた」思いが通じて喜ばれます。
「キレイな字が書けないから」といって躊躇するのではなく、だからこその一生懸命さがホストファミリーにも伝わりますよ。
完璧な英語よりも「自分の言葉」で伝える
英文を正しく書こうとして手が止まってしまうより、自分が思ったことや感謝の気持ちを素直に言葉にのせることで気持ちが伝わります。
英語の間違いを気にしすぎず、あなたの言葉で素直に気持ちを伝えることが何より大切です。
例文はあくまでも例文。
ホームステイ中の思い出や楽しかったことなど、あなたにしか書けないことを盛り込むようにしてみてください。
返事は期待せず、感謝を伝える
返事を期待してしまうと、もらえなかったときにガッカリしてしまいます。
自分のためではなく、「感謝を伝えるために書く」というマインドで手紙を送りましょう。
英語で手紙を書くときの基本
英語で手紙を書くときは、日本語の時とは大きく異なる部分もあります。
以下の流れに沿って、手紙を書き進めてみましょう。
宛名の正しい書き方
- Dear John and Mary,
- Dear Daniel Family
帰国前最後の日に手紙を渡す場合は、ホームステイ中に呼び合っていた名前で手紙に記載しましょう。
本文の構成
ホームステイ出発前に書く場合は、以下の内容を書きましょう。
- 挨拶・受け入れてくれたことに対する感謝の言葉
- 自己紹介(趣味、家族構成、ホームステイの目的)
- オーストラリアでの生活や、ホームステイをするにあたって楽しみにしていること
帰国前のホームステイ最終日や帰国後に書く場合は、以下の内容を書きましょう。
- 挨拶・受け入れてくれ一緒に過ごせたことへの感謝の言葉
- ホームステイ中の思い出や、ホストファミリーと過ごして一番楽しかったこと
- 再会を望む気持ちや今後も良好な関係を続けたいという希望
結び・締めの表現
- Best regards,(程よい距離感の丁寧さ。「感謝してます!これからもよろしく」)
- Sincerely,(フォーマルで丁寧。「敬意と感謝をこめて」)
- With love,(かなり親しい関係向け。「愛と感謝をこめて」)
- Take care / All the best(カジュアルだけど相手を気遣う。「元気でね」)
最後に、自分の名前を書きます。
オーストラリア宛の住所の書き方
例: 12-34 Example Street, Haymarket, NSW, 2000, AUSTRALIA
- 12-34 Example Street(ストリート番号とストリート名)
- Haymarket(サバーブ:区や市のような行政エリアの区切りのこと)
- NSW(州)※
- 2000(ポストコード/郵便番号)
- AUSTRALIA(国名:大文字で)
※ 州の記載には、以下を参考にしてください。
| 略称 | 州名 | 州都 |
| NSW | New South Wales(ニューサウスウェールズ州) | シドニー |
| VIC | Victoria(ビクトリア州) | メルボルン |
| QLD | Queensland(クイーンズランド州) | ブリスベン |
| SA | South Australia(南オーストラリア州) | アデレード |
| WA | Western Australia(西オーストラリア州) | パース |
| TAS | Tasmania(タスマニア州) | ホバート |
ホストファミリーへの手紙例文集
ホームステイ前・出発前の自己紹介手紙
Hello! My name is Hina Suzuki. I am 27 years old and from Tokyo, Japan.
I love cooking and playing the piano. I have two younger sisters and one cat.
I am very excited to meet you and experience your culture. Thank you so much for welcoming me. I will do my best to learn and enjoy every moment.
I’m looking forward to meeting you.
Best regards,
Hinaダニエル家の皆さんへ
私は鈴木日菜です。27歳で東京出身です。料理とピアノを弾くことが大好きです。妹が2人いるのと、猫を1匹飼っています。
あなたに会えるのと、文化体験ができることをとてもワクワクしています。私を受け入れてくれて、本当にありがとうございます。学ぶことと、どの瞬間も楽しむことを一生懸命頑張ります。
お会いできることを、心より楽しみにしています。
日菜
ホームステイ後・帰国後のお礼の手紙
Thank you very much for your warm hospitality during my stay.
I had a wonderful time learning about Australian culture and sharing stories with you. I especially enjoyed our dinner conversations and your dog Max!
I hope to visit you again someday. Please stay well and happy. Let’s keep in touch!
Sincerely,
Kentaジョンとメアリーへ
私の滞在中、あたたかくもてなしてくれて、本当にありがとうございました。
オーストラリアの文化を学べ、皆さんといろんなお話ができ、とてもいい時間を過ごすことができました。特に、夕食時にした会話や、犬のマックスとの時間がとても楽しかったです。
いつかまたお会いできたらいいなと思います。健康で幸せに過ごしてください。これからも連絡を取り続けましょう!
健太
クリスマスや誕生日など季節の挨拶カード
日本における年賀状のような感覚で、クリスマスシーズンに送ります。
ただし、年賀状のように1月1日に届くようにしなくても、12月20〜25日に届くように送れば問題ありません。
Merry Christmas!
Wishing you a joyful holiday season filled with love, laughter, and good food! Thank you for everything this year. I hope 2026 brings you lots of happiness and wonderful memories.
Yours,
Kanaブラウン家の皆さんへ
メリークリスマス!
愛と笑顔、美味しいごちそうにあふれた素敵なホリデーシーズンになりますように。今年も本当にありがとうございました。2026年がたくさんの幸せと素晴らしい思い出で満たされますように。
佳奈
帰国後のみならず、ホームステイ期間中に家族の誰かが誕生日であれば、ぜひバースデーカードの準備もしましょう。
バースデーカードは現地スーパーにも売っているほどどこにでもあり、種類も豊富です。
Happy Birthday!
Thank you so much for always taking care of me during my stay in Australia.
I hope your special day is filled with love, laughter, and happiness.
Regards,
Maiソフィーへ
お誕生日おめでとうございます!
オーストラリア滞在中、いつもお世話をしてくれてありがとうございました。愛と笑顔、幸せに溢れた特別な1日になるよう、お祈りしています。
真依
まとめ
オーストラリアのホームステイ先でお世話になった方に手紙を書くことは、メールよりも何倍も気持ちが伝わるアイテムです。
ホームステイを、何年経っても記憶に残るような素敵な経験にするためにも、映像や写真だけではなく「自分の言葉」を残してみましょう。